9月 15th, 2016
アレッサンドロ・ザナルディ 2大会連続金メダル
イタリアのアレックス(アレッサンドロ)・ザナルディさんが、
2大会連続パラリンピック金メダル!
アレックス・ザナルディすげーよ!
いや、本当、素直に感動した!
奇跡の大逆転!
彼を形容するにはこの言葉がピッタリだ。
大好きなドライバーだったので嬉しい…
そいや、ザナルディがF1で走っていた頃
当時の実況アナウンサー 古○伊○郎 が
火がついて燃え盛るマシンのまま走り続けた彼を
「横浜中華街のようだ~~!」と形容してましたね……
ザナルディのマシン……やたらと火を吹いていたな……
1993サンマリノGP 横浜中華街……
翌年ここでセナとラッツェンバーガーが……
自分は炎(リアル)のF1ドライバーとして深い印象を受けました。
そんな彼はアメリカに渡り、大成功をおさめました。
インディカーレース(CART)で2回チャンピオンをとりました。
彼を語る上で欠かせないのが、
1996年ラグナセカ 最終lap コークスクリューでの
リアルマリオカート キノコショートカット!
(アレックスパス)
まさに奇跡の大逆転!このオーバテイクシーンは身震いしました。
これが、あのザナルディなのか!
ラグナセカの名所「コークスクリュー」
高低差15mはあるアップダウンシケイン
おそらくドライバーにはものすごいGが掛かるんだろうな……
いや本当すげーよ!
※このアレックスパスは危険なので翌年から禁止されました
彼が優勝したレースのお約束として
ドーナツターンを披露してました(リヤをスライドさせてグルグル回転)
これも危険行為として毎回罰金取られたそうですが、
罰金取られてでもファンサービスを優先させる姿勢も好感もてました。
1999年、鳴り物入りでF1に復帰しましたが、
ウィリアムズ低迷期に合わさり活躍することは出来ませんでした。
その後再びインディカーレースに復帰、
2001年ドイツでの インディカーレース(CART)
久々にトップ快走中の彼に悪夢が……
スピンしてコース上に停止したザナルディのマシン…
そこへ後続のマシンが320kmオーバーのスピードで追突してしまいます……
大破するザナルディのマシン……
彼の足が納められているであろう部分が無い……
ザナルディは両足と全身の血液9割を失いましたが奇跡的に生還。
彼のレーサー人生はここで終わり……誰もがそう思った。
しかし彼は復活しました。
ザナルディ特別仕様の手でアクセル、ブレーキ操作をするマシンですが、
ツーリングカーレースを2009年まで続けました。
テストでF1も操縦できました。
レース引退後、ザナルディはハンドサイクルに挑戦。
ロンドンパラリンピックでは金メダルを獲得!
そして今回のリオデジャネイロでも金!
すげーよアレックス・ザナルディ!