selector spread WIXOSS(セレクター スプレッド ウィクロス)
selector spread WIXOSS(セレクター スプレッド ウィクロス)
というアニメを紹介します。
このアニメは遊戯王やヴァンガードといったような、
カードゲームを題材としています。
作品の特長として、
カードゲームのアニメなのに、
ほとんどカードゲームをしない
という所と、
絵からでは創造し難い、破滅しか残されていないダークファンタジー系の世界観。
カードゲームを題材とした『世にも奇妙な物語』だとする声もある。
ウィクロスとは、タカラトミーさんが発売しているカードゲームらしいですが、正直初めて聞きました…
上記通り、カードゲームをほとんどしないのは、タカラトミーさんが製作陣に、
カードゲームの販促は意識しないで自由に作ってください
と頼んだそうです。
それでも、カードのキャラクターを前面に押している感じもするので、
一応、販促にはなってるのかな??
カードゲームはほとんどしない と書きましたが、
正確に言うと、カードゲーム自体は結構頻繁に行います。
一応、このアニメの話の主はカードバトルなので(言ってる事と矛盾してんじゃん……)
しかしながら、遊戯王や、ヴァンガードといったカードゲームアニメを見たことあるかたは分かると思いますが、
これらのアニメはカードゲーム対戦中に、やたらとカードの説明の長文が多いことです。
『このカードが場にある時、●カードは□のボーナスを得る』
『●カードが墓地に送られたとき、□カードは▲のボーナスを得る!』
とかカードゲームを知らないとチンプンカンプンな説明をダラダラ長く行います。
話の6、7割はこのカード説明の長文が続きます。
このウィクロスは上記表現はほとんど無く、カードゲーム自体、
カードのキャラクターによる、ドラゴンボール的などつき合い、
気功波みたいなのを打ち合いで、数秒で終わります。
要は、カードバトルを物語の主としながら、
ストーリー、心理的な駆引きがメインに置いている事が、
今までのカードゲームアニメと違い、新しいなと思い興味を持ちました。
ストーリーは世の女子高生、女子中学生の間で、
勝利することで『願いが叶う』と言われるウィクロスというカードゲームが、
密かなブームとなっていました。
写真の中央、主人公 小湊るう子は転校生で、引っ込み思案な性格でしたが、
心配した兄から、このウィクロスというカードゲームを友達作りのきっかけになればと貰います。
しかし、もらったカードの一枚には、
『Lrig』(ルリグ:girlをひっくり返した)
と呼ばれる意志を持ったカードがありました。
るう子はウィクロスのバトルに目覚め、どんどん熱中していきますが……
『Lrig』ルリグ
意志を持った生きている特殊カード。
正確に言うとカードの中に閉じ込められた元人間の少女達です。
ルリグカードを持ったウィクロスプレイヤーの事を『セレクター』と呼びます。
『Selector』セレクター
生きているカード『ルリグ』を所持するウィクロスプレイヤー。
カードバトルに3勝すると、願い事が叶うと言われているが
……
逆に、3敗すると願い事とは逆の災いが降りかかる。
美しくなりたいと願えば醜くなり。
友達を欲しいと願うと友達を失うと言った具合です。
ほとんどデスゲームに近いですね。
『セレクターとルリグの真実』
実在にカードバトルで3勝すると、
セレクターは生きているカード ルリグになってしまいます。
つまりセレクターになってしまった少女達は、
勝っても負けても破滅しか無いのです。
セレクターの所持していたルリグが、セレクターとスワップして、
人間になり、セレクターの願い事を実現します。
ルリグ達はセレクターが真実を知るとカードバトルを止めてしまうので、
人間に戻るためにセレクターには真実を悟られないようにしなければなりません。
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